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今さら聞けない決済代行サービスの仕組み

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最終更新日:2017.12.25

決済代行サービスを検討しているというECサイトや店舗を運用する事業者にとって、決済サービスによってユーザーの期待に応えることは売上アップのためにも重要なことです。

しかし、決済代行サービスを決める前にまずはその仕組みを理解しておく必要があります。そこで今回は、今さら聞けない決済代行サービスの仕組みを解説します。

決済代行サービスとは?

もしクレジットカード決済をECサイトや店舗に導入したい場合、カード会社と加盟店契約を結ぶために契約書類を申請し、審査を受ける必要があります。しかし、カード会社は複数ありますしいちいちすべてのカード会社と契約するのは大きな労力と手間がかかります。そこで各クレジットカード会社との契約と取引を代行し、通販事業者が手数料を支払うことによって商品代金を振り込んでくれるのが決済代行サービスです。

決済代行サービスの仕組み

では、決済代行サービスの仕組みをもっと具体的に詳しくみていきましょう。

通販事業者がクレジットカード決済を導入してすぐに決済できるようにし、ユーザーの購買促進につなげたいと考えているとします。しかし、決済代行会社を利用しない場合事業者はクレジットカード加盟店契約会社(アクワイアラ)に対して申請し、個別に審査や手続きを行う必要があります。審査に受かればクレジットカード決済を導入できますが、運用面において経理処理なども個別にカード会社ごとに行う必要はあります。
また、ECサイトや店舗の運用上セキュリティ体制が万全でなければクレジットカード番号などを漏洩する恐れがあるため、必ずセキュリティ対策を万全に整えておく必要があります。
このように、事業者が自ら直接複数のカード会社などと契約を交わすことは手間も時間もかかり効率的ではありません。

そこで役立つのが決済代行会社です。決済代行会社による決済サービスを導入する場合、次のようなことを行ってくれます。

・カード会社などの審査を代行してくれる
・カード会社などの手続きを代行してくれる
・複数の決済システムをまとめて利用できるシステムを提供してくれる
・高度なセキュリティ体制で決済サービスを提供してくれる
・売上管理を一元化してくれる

消費者が商品を購入するためにある決済を選択し決済を完了した場合、まずはカード会社にお金が届き、その後、決済代行会社に届きます。そして決済代行会社は受け取ったお金を後日、通販事業者に入金します。

また、決済代行会社を利用することで、事業者は複数の決済手段をまとめて管理するような独自の決済システム開発が不要になります。そして決済代行会社が持つ便利なシステムを利用することができます。

いずれも高いセキュリティを保持した決済システムであるため、安心して利用することができます。また、決済代行会社がクレジットカード番号などを預かってくれるため、通販事業者は個人情報を得ることはありません。つまり、通販事業者にとって情報漏洩のリスクを考慮しなくても済むというメリットがあります。

売上金の管理も

決済代行会社は、導入後の運用フェーズでも売上金の管理を行ってくれます。例えば複数のクレジットカード会社を利用する場合、会社ごとの入金サイクルに対してそれぞれ個別に経理処理を行う必要があります。その点、決済代行会社を利用することで「毎月5日入金」「毎月10日入金」などのバラバラの入金を取りまとめて管理してくれるため一度の対応で済みます。経理処理に時間を取られず、本来の業務に注力することができるでしょう。

初期費用や月額費用、決済手数料などは何のため?

クレジットカード決済やコンビニ決済を利用するには、カード会社などに対して決済手数料を支払う必要があります。しかし、決済手数料は決済代行会社が交渉によって安くなっているケースも多くあるため、費用負担が減ります。

また、決済代行会社へ支払う費用には初期費用や月額費用もかかります。審査や手続きの代行をはじめとした事務作業のほか、セキュリティ体制の整った決済システムの提供などの費用です。

しかし、自身で一から審査を受けセキュリティ体制を構築するとなると、多くのコストがかかります。その点、決済代行会社を利用することでかかる安価な初期費用や月額費用だけで運用できるのはやはりメリットといえるでしょう。

まとめ

決済代行サービスは、カード会社などへの審査や手続きを代行し、セキュリティ体制の整った決済システムを提供して複数の決済サービス導入・運用を一括で代行してくれるものです。
どのような仕組みなのか、各費用はなぜかかるのかをよく理解して導入するのをおすすめします。

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